「日本語独学完全マップ」

日本語0から富士山登頂レベル(N2高得点合格目安)までご案内します♪

「音読パッケージ」マニュアル

「音読パッケージ」とは、「1頁程度の日本語の文(以下、「日本語スクリプト」)」を100回声に出して読み、その日本語を自分のものにするトレーニングです。ただひたすら100回読むのは厳しいので、(1)「音読」(2)「リピーティング」(3)「シャドーイング」を組み合わせ、さらにサイクル法というやり方でバリエーションをつけながら行います。多くの新しい単語や表現を含んだ日本語スクリプトについて「音読パッケージ」トレーニングをすることで沢山の単語や表現を知識から使える技術に変えていきます。

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以下、それぞれの簡単な概要です。

(1)「音読」とは?

「音読」は、“構造と意味をしっかり把握”しながら日本語の文を声を出して読み上げることです。後ほど詳しく説明しますが、“構造と意味をしっかり把握”が肝となります。

(2)「リピーティング」とは?

「音読」と「リピーティング」「シャドーイング」とは似ていますが、一番の違いは前者が目で見て読み上げるのに対して、後者は耳を通じて日本語の文を理解し、それからその日本語の文を繰り返します。従って、聴き取り能力向上にも効きます。

リピーティングはリテンション(保持)とも呼ばれます。聴いて理解した日本語を、そのまま繰り返します。トレーニングとしてリピーティングを行う際は、日本語の読み上げ音声にポーズ(休止)が小刻みに入った音声を使用します(普通の音声をアプリ「Repete」で再生すればポーズを入れることができます)。

まず、モデルの日本語が1センテンス(あるいは1フレーズ)流れ、それを聴き取り理解し、ポーズの間にそのまま繰り返します。下の図のように行います。 

f:id:yasunao47:20190228124148p:plain(3)シャドーイングとは?

シャドーイングは、リピーティングとは異なり、ポーズのない日本語の後を聴きながら少し遅れて同じ日本語の文を繰り返すトレーニングです。オリジナルの日本語に影(shadow)のように従いついていくことからこの名があります。母音と子音の発音・声調を磨くとともに日本語に対する反射神経を養ってくれますが、非常に集中力を要しますので、通訳養成学校でも一度に行うのは10分前後のようです。シャドーイングを行う際は、自分の声でモデルの声がかき消されないようにヘッドホンを使う必要があります。

注意点をいくつか挙げましょう。モデルの音声についていこうとして、単語の脱落や間違いが起こり、自分でそのことに気づかないということがよくあります。また、急ぐあまりイントネーションや区切りがめちゃくちゃになりがちです。また、なんども繰り返すと文を覚えてしまい、モデルの日本語の文より先に文が終わったりすることもありますが、これでは音を聞いてから繰り返すという原則が守れていませんね。以上のような問題は、自分のシャドーイングを録音してみるとすぐに発見することができます。

(元の音声)日本には、JR、私鉄、公営の3種類の鉄道会社があります…

(自分の発声) 日本には、JR、私鉄、公営の3種類の鉄道会社があります…

「音読パッケージ」の概要

「音読パッケージ」では、まず「1頁ほどの日本語の文」(以下「日本語スクリプト」という)と「そのネイティブが音読したネイティブ音声やCDなどの音声」(以下、「ネイティブ音声」という)がセットになり、沢山の日本語スクリプトとそのネイティブ音声がセットになった教材を用意します。

「日本語独学完全マップ」のTG4では市販の『標準日本語』(中級)の教材を使いますので、これを例に説明します。この教材はまさに1頁程度の日本語スクリプトとその音声が第1課〜第32課まで「課文」として収録されていますが、この各課ごとの「課文」をベースに音読パッケージを行います。例えば、「日本語独学完全マップ」本体表のD113タスクを見てください。これは『標準日本語』(中級)の第1課の課文を使って音読パッケージトレーニングをします。

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本体表

D113のタスクは、7回程繰り返してトレーニングし身体に染み込ませます。知識を技術に変えるために必要なこの繰り返しの方法をサイクル法[i]といいます。このタスクの手順は以下の通りです。

まず、第1課の日本語スクリプトについて、以下のstep0〜step4の手順でトレーニングを行います。これを第1サイクルといいます。そして、2回目のトレーニング、つまり第2サイクル以降はstep1〜step4をそれぞれのstepでの量を調整しつつ行います。全部で1つの日本語スクリプトを100回声に出して読むので、だいたい7サイクルを行います。表のタスクIDの横に7つのコマがあるのは、このタスクを7回サイクルを回す必要があるという意味です。ただし、連続して行う必要はありません。D113の1サイクルが終われば、D114の第1サイクル、D115の第1サイクル、そしてD113の第2サイクルを行うなど、自由に進めましょう。 

「音読パッケージ」タスクの手順(サイクル法)

step0:数回聴いてから、音読する文を精読100%理解

まず音読する日本語の文(以下「日本語スクリプト」という)をネイティブが音読したネイティブ音声やCDなどの音声(以下、「ネイティブ音声」という)を1,2回聴きます。例えば、D113のタスクなら『標準日本語』の第1課の課文が日本語スクリプトです。(以下、例)

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中級『標準日本語』第1課「課文」

まずそれを「精読」マニュアルにしたがい精読してください。重要なのは、翻訳などの訳を参考にしても構いませんが、日本語をみて「ああ、こんな意味か」といいかげんな読みで済まさないことです。文構造を完全に把握して、意味、使い方が曖昧な単語は辞書を引いて確認してください。音読では日本語スクリプトを100パーセント理解していることが前提になります。

step1:日本語スクリプトを見ながらのリピーティング―5回

日本語スクリプトをネイティブが音読したmp3やCDなどの音声(以下、「ネイティブ音声」という)を聴き(ポーズが入った音源)、ポーズ部分で同じ聴いた日本語をそのまま繰り返していきます。この際、ネイティブ音声の日本語の発音、イントネーションをできるだけそっくり真似てください。また、単なる音にならないように口から出す日本語が頭の中で意味とイメージを結ぶように心がけます。これを5回繰り返します。

step2:音読―15回

次にネイティブ音声を使わず、日本語スクリプトの音読を行います。既に5回のリピーティングで、音声的な残像として耳に残っているモデルの日本語の発音、イントネーションを忠実に再生するつもりで音読します。このステップは音読パッケージの“核”の部分なので、15回の音読の間にしっかりと日本語の文を自分の中に落とし込んでください。

序盤の数回は、まだ音声面に気を取られ、日本語の文構造、意味の把握が十分でないかもしれません。回数を繰り返すうちに文構造、意味を徐々に自分のうちに落としこみ、15回の音読が終える時は完全に理解しながら発話実感を伴った読みが実現することを目指します。日本語の文を暗記しようとする必要はありません。

文構造、意味がすんなり入ってこない文、フレーズには特に注意を払います。頭で理解できても音読のような肉体的作業でスムーズに入ってこない部分は自分の弱点です。音読ですんなり入らないものはリスニングしても聴き取れないものです。こうした個所はペースを落とし、食べ物をよく咀嚼するように読むことも行ってみるといいでしょう。こうした、「もつれ」をとくために必要にペースを落とすことはかまいませんが、15回の反復終了時には自然な音読ができるようにします。必要なフォローアップのために、反復回数を増やしてもいいでしょう。

step3:日本語スクリプトを見ないでリピーティング―5回

再びリピーティングを行いますが、今度は日本語スクリプトを見ません。日本語スクリプトを見ながらの5回のリピーティングと15回の音読で日本語の文に十分になじんだはずです。文構造・意味の理解、発話実感を伴って、ポーズ間に滑らかに日本語を繰り返してください。音読パッケージでは、この日本語スクリプト無しのリピーティングが仕上げのステップになります。日本語スクリプト無しでリピーティングを正確に行うためには、完全な聴き取りと日本語の文の理解・消化が必要だからです。

ただ、初心者や日本語に身体で慣れていない人には、第1サイクルの30回のセッションで日本語スクリプト無しのリピーティングを完成させるのは難しいでしょう。しばしば、立ち往生してしまったり、単語やフレーズの脱落や間違い、イントネーションの狂いなどが起こり、さらに自分ではそれに気づかないということもあります。その場合、誤った日本語を覚えてします恐れさえあります。日本語スクリプト無しのリピーティングが困難な時は、無理にやろうとせず、日本語スクリプトを見ながらのリピーティングを行ってください。日本語スクリプト無しのリピーティングの完成は第2サイクル以降で実現すれば結構です。

【注意事項】正確なリピーティングをしよう!

日本語を聴いて理解した後、ポーズの間に繰り返す時、一言一句正確にリピートしてください。だいたい同じことを言えばOKではなく、正確なリピーティングではありません。完全なリスニング能力とは、何を聴いても完璧なリピーティングができることです。こうしたフレーズごとのリピーティングができないリスニングは、実は日本語の文を完璧に聴き取り理解しているわけではなく、話の流れや、聞き取れたフレーズや単語によって意味を推し量る「推測聴き」をしているのです。推測聴き自体は必ずしも排斥されるべきものではありません。外国語の聴き取り能力が母国語並になることは至難ですから、常に発展途上にある我々は話の難度や内容によっては推測聴きに頼らざるを得ません。しかし、トレーニングとして行う場合は正確なリピーティングを心がけてください。 

step4:シャドーイング-5回

締めくくりはシャドーイングです。ポーズ付きではないノーマルのネイティブ音声を聴いて流れてくる日本語の音声に、一瞬遅れてついていってください。不正確な母音と子音、声調の崩れや、単語・フレーズの落ち、間違いに気をつけます。

日本語スクリプト無しのリピーティングと同じくシャドーイングも初心者には難しいですから、不安定なら、日本語スクリプトを見ながらのシャドーイングか音読で代用します。

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以上が音読パッケージの、1つのタスク(一つの日本語スクリプトとネイティブ音声のセットからなるある教材等のコンテンツ)の第1サイクルの全手順です。第1サイクルでは、「精読」もあるので、1つのタスクに3時間以上かかる可能性がありますが、第2サイクル以降は、どんどん所要時間は短くなり1時間程度になると思います。基本的に1つのタスクは1度に取り組むトレーニングの単位であるほうが望ましいですが、時間がかかるようでしたら、何回かに分けて行いましょう。

1つのタスクをこの手順で終えたら次のタスクに進み、また次へと進行し、たまにもどって既に第1サイクルを終えたタスクの第2サイクルを行います。先の表1の肌色部分のコマに全部チェックがついたら、一つの教材について全部のタスク完了となります♪(『標準日本語』は32課あります。面白そうな課文だけをやったり、たまに前にやったものをサイクルでやったりと、気長に取り組みましょう)

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注意点

30回という反復回数[ii]を守りましょう!「英語上達完全マップ」の森沢氏の経験ではこの回数はかなり重要とのことです。

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第2サイクル(1つのタスクについての2回目の音読パッケージトレーニング)に入っても、1~4の手順は変わりません。ただ、各ステップの反復回数が少なくなります。第1サイクルで30回という回数をこなしているので、さほど間を置かず回ってくる第2サイクルでは日本語スクリプトがずっと理解しやすく、口にも落ち着きやすくなってきているからです。第1サイクルと同じ手順の中でモデル回数と注意ポイントを示してみます。

第2サイクル手順モデル

step1:日本語スクリプトを見ながらのリピーティング―3回程度

第1サイクルで地ならしをしていますからこれくらいの回数でいいでしょう。ネイティブ音声のモデルの日本語の発音、イントネーションをもう一度確認しながら。

step2:音読―10回前後

しっかりと文構造・意味を把握しながら、日本語の文が自分の中に落ち着き、次の日本語スクリプト無しのリピーティングが安定してできる準備が整う回数を音読してください。

step3:日本語スクリプトを見ないリピーティング―3~5回程度

第2サイクル以降のメインパートです。日本語の文をしっかりと把握しながら、正確かつスムーズなリピーティングが連続して3回程度できたら仕上がりです。

step4:シャドーイング―3回程度

フォローアップとしてシャドーイングを行います。

このように反復回数は20回前後に減ります。以下の例では、このタスクの第2サイクルは80分程度で終わることを想定しています。

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第2サイクル以降では日本語スクリプト無しのリピーティングをハイライトとして、スムーズで正確なリピーティングが反復回数の中に3回くらい含まれることを心がけます。言い換えれば、第2サイクル以降の各セッションのトレーニングは、連続3回程度の安定したリピーティングめがけて行うということです。

ただ、まだ日本語の回路ができていない間は第2サイクルでも日本語スクリプト無しのリピーティングが難しいかもしれません。その際は気にせず日本語スクリプトを見ながらのリピーティングを行ってください。日本語の文の落ち着きや、日本語スクリプト無しのリピーティングに問題がある人は20回より回数を上げた方がいいかもしれませんが、むきになって何十回も反復する必要はありません。多くても30回以内でいいでしょう。リピーティングの完成は次のサイクル以降に譲ればいいのですから。

次に第3サイクルに移りますが、安定したリピーティングを3回完成することを目標にするのは同じです。反復回数はさらに少なくなるでしょう。スムーズなリピーティングが3回くらい含まれるなら、15回程度でいいでしょう。これなら集中してやれば60分程度で終わります。

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日本語スクリプトを見ないリピーティングも楽にできるようになってきたでしょう。続いて第4サイクルに進みます。反復回数はいっそう減り、10回程度です。この回数はその後のサイクルでももう減らしません。これより少ないとあまりに淡白になって定着度が落ちるからです。

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この10回程度の反復で合計回数が100回程度になるまでサイクルを回します。サイクル回し全体の一例は次のようになります。

第1サイクル30回 + 第2サイクル20回 + 第3サイクル15回 + 第4サイクル10回 + ……=100

1セッションあたりの反復回数は自分なりのアレンジで多少変動しても結構です。大切なことは次の3点です。

  1. 1サイクル30回のミニマム回を守る。
  2. サイクルを回して合計の100回前後反復する。
  3. 日本語スクリプトの音パッケージが仕上がったとき、ポーズ付きのネイティブ音声をかけたとき、日本語スクリプトのどの部分だろうと、完璧にリピーティングができる態になっている。

このようにして音読パッケージを完成すると教材の日本語スクリプトの大部分を暗記してしまっているでしょう。しかし、それは結果として起こった暗記であり、副次的なことです。音読パッケージの目的は日本語の文を表層的に記憶することでなく、日本語の文を支える日本語的エッセンス(構文・文法・語彙・レトリックなど)を吸収し自分の中に沈めていくことです。ですから、一時的に暗記した日本語の文はしばらくすると忘れてしまいますが、一向に構いません。取り込んだ日本語のエッセンスは確実にあなたの内部に堆積していくからです。

 

※本記事の内容の大部分は、森沢洋介「英語上達完全マップ」の「音読パッケージ」を参考にしておりますが、「英語上達完全マップ」とは一切の関係はございません。日本語学習および当サイトの「日本語独学完全マップ」に位置づけて一部内容を変更して利用させていただいております。

[i]同じ日本語スクリプトをなんどもぐるぐると繰り返すことを、「サイクルを回す」あるいは「サイクル法」といいます。日本語を知識にとどめておかず、使える技術にするためには、一回理解しただけではなく何回も同じことを反復することが絶対に必要です。もし、これまで何年も日本語をやり、かつ成績もよい人が日本語を使いこなせないのは、この繰り返しが致命的に欠如しているからです。日本語の知識から技術へと転換させることを目的とするトレーニングはすべて反復作業を伴います。この「音読パッケージ」がその代表格です。ただひたすら「音読」する反復は、実に単調で、エネルギーを要し、かつ実りの少ない方法です。こうした場合、サイクル法を使うのが最善の方法です。

まずは全文を10回ずつよんで最初のサイクルを終えます。そして、第2サイクルに入ります。それが終われば、第3サイクル、第4サイクルと繰り返し10サイクル回して合計回数を100回にするのです。100回という回数を分割して繰り返すことにより、単調さは大幅に軽減できるし、なにより、文を覚えるためであれ、文から構文・文法的エッセンスを吸収するためであれ、その成果が全く違います。「結局100回やらなければならないんじゃ同じことだよ。」と落胆した方は数字の圧力に負けて食わず嫌いになっているのです。実際にトレーニングを始めてみれば、サイクル法がいかにスムーズで効率的であるか実感できるでしょう。

[ii]英語学習について森沢氏曰く「英語を内在化するためのトレーニングはみな一定の反復作業を伴います。音読はその中でも反復回数がもっとも多いトレーニングです。そのため音読そのものを敬遠したり、やるにしてもいいかげんな回数で切り上げてしまう人が多いようです。「英語を身につけるには、何度も音読するのが効果的である。」と聞いた時、多くの人はこの「何度も」を3,4回かせいぜい10回以内の回数と思い込むようです。残念ながら桁が違います。人間は物事を自分の都合のいいように解釈したがるものですが、本当に英語の力をつけたければ適性回数を行う必要があります。私が示した30回という回数にげんなりした人もあるでしょうが、一定の長さを持つ日本語の文を深く自分の中に取り込み、そこから日本語上達に役立つエッセンスを吸い上げたいと望むならこれくらいの回数が絶対に必要です。これは有酸素運動の効果に例えることができます。ジョギングやウォーキングのような有酸素運動で、減量などの効果を得たい時、一定の時間運動を続けなければならないことが知られています。運動をはじめて15~20分くらいはグリコーゲンが燃やされていて、脂肪の燃焼が始まるのはその時間が過ぎてからなのだそうです。つまり、減量を成功させるためには運動を20分以上続けなければならないというわけです。音読の効果にも似たところがあるのです。わたしはこの30回という回数をいいかげんに持ち出したわけではありません。私自身の指導経験から、音読効果を確保するためのミニマムな回数として割り出してきたのです。私自身が音読を本格的に開始したのは、国弘正雄氏の著書で「只管朗読」を知ってからです。氏の教え通り、私は中学生のテキストで音読にとりかかったのですが、回数についても本に書かれていた通り一冊500回を忠実に守りました。実際には100回×5のサイクル法で行いました。実際、この中学日本語スクリプトの音読で私は本格的英語トレーニングの好スタートを切ることができました。この経験から、わたしが英語を教え始めた時、生徒に私と同じ100回×5サイクルの音読回数を課したのですが、みな途中で根を上げてしまいこれを実際にこなせる人はほとんどいなかったのです。そこで私は100回を80回にしてみましたが、それでも生徒はついてこられません。さらに生徒の要請に従い70、60、50と回数を下げていきました。効果はまずまずでした。ところが回数を下げつづけ、20回になったとき効果ががくんと落ちてしまったのです。回数を30回に戻した時、効果は再び安定しました。それ以来私はミニマムの音読回数を30回に設定しています。」

 

v1.1 2019/2/28

v1.2 2019/4/22

v1.3 2019/5/22